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3軸ロボット 多機能オートサンプラ
MPS robotic smart seriesでは、液体注入を基本機能として、シリンジツールを増設することで、ヘッドスペースオプション、SPMEオプション、SPME Arrow オプションに対応することが可能です。
MPS roboticの全機能に加えて、DHS オプションまで対応可能なタイプです。更にシリンジツールの自動交換機能により複雑な前処理の自動化にも対応が可能です。
基本機能に加えてTDU2/TD3.5+加熱脱着装置との組み合わせまで対応可能なタイプです。マニュアルでシリンジツールを交換することで各機能の変更が可能です。
*MPS robotic smart seriesの新機能です。従来のMPS robotic / roboticproには対応しておりません。
スマートチップを搭載したシリンジ/ ファイバーを用いた液体注入、ヘッドスペース注入、SPME 注入が可能です。
すべてのシリンジ/ ファイバーは個別に割り当てられたID を使用しており、MPS システムによって自動的に認識され、使用日時、分析回数などの重要な情報を記録、読み取りすることが可能です。トレーサビリティを確保した信頼性の高い分析を実現します。
シリンジ容量、ファイバーの種類はカラーコードにより簡単に識別可能です。
通常の液体注入を自動化できます。GERSTEL USM (ユニバーサルシリンジモジュール)により各種シリンジサイズに対応します。CIS4 との組み合わせにより、最大1,000μL の大量注入が可能になります。
シリンジ方式のヘッドスペース分析を自動化できます。1.0 mL、2.5 mL、5.0mL のガスタイトシリンジに対応しています。
SPME 法(Solid Phase Micro Extraction) の自動析が可能です。MPS HIT オプションにより更なる高感度化が期待できます。
従来のSPME ファイバーに比べて最大で約20 倍の固定相量を有するSPME Arrowに対応したオプションです。 MPS HIT オプションにより更なる高感度化が期待できます。
TDU2/TD3.5+との組み合わせで、加熱脱着導入に対応し、Twister/FLEX-Twister、ATEX、HIT-HS/SPME/SPME Arrow、TDU Pyro などへの応用が可能です。
Twisterを試料溶液中で攪拌させて目的成分を抽出することで、従来のSPMEファイバ-と比較して数十倍の液相量を確保する事ができます。そのため試料との相比を大きく変えることができ、大幅な回収率の向上が望めます。
FLEX-Twisterを有機溶媒に含侵、膨潤させたのちに、スターバー抽出を行います。PDMSと有機溶媒の特徴を兼ね備えた抽出が可能となり、従来のSBSEでは難しかった、水溶性、極性の高い化合物の濃縮が期待できます。
TDUチューブ内のマイクロバイアルに試料をセットし、直接GCシステムに加熱脱着導入することが可能です。夾雑成分はマイクロバイアル内に残り、GCシステムには導入されないため堅牢なシステムが構築できます。
MPS roboticproでは各種シリンジツールを自動交換することが可能で、複雑な前処理の自動化やメソッド開発、省力化に貢献します。更に独自の機能としてDHS/DHS3.5+、DHSlargeの自動ダイナミックヘッドスペース分析に対応しています。高感度化且つ網羅的な分析の実現が可能です。
液体注入、HS注入、SPME注入などの各種ツールの自動交換により、複雑な前処理の自動化やメソッド開発に役立ちます。