製品パーツ

特長

目的に合わせて2つのタイプから選択可能

MPS robotic smart seriesでは、液体注入を基本機能として、シリンジツールを増設することで、ヘッドスペースオプション、SPMEオプション、SPME Arrow オプションに対応することが可能です。

MPS roboticpro

MPS roboticの全機能に加えて、DHS オプションまで対応可能なタイプです。更にシリンジツールの自動交換機能により複雑な前処理の自動化にも対応が可能です。

TDU2/TD3.5⁺ソリューション

TDU2/TD3.5+との組み合わせで、加熱脱着導入に対応し、TwisterTM/FLEX Twister、ATEX、HIT-HS/SPME/SPME Arrow、TDU Pyro などへの応用が可能です。

TwisterTM

TwisterTMを試料溶液中で攪拌させて目的成分を抽出することで、従来のSPMEファイバ-と比較して数十倍の液相量を確保する事ができます。そのため試料との相比を大きく変えることができ、大幅な回収率の向上が望めます。

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食用油中 3-MCPDの自動分析への応用

PrepAhead機能による分析時間の最適化

GC-MSオンライン分析システムでは、PrepAhead機能により前処理と分析の工程をオーバーラップすることで、トータルの分析時間を最適化します。 PrepAhead機能を利用することで、順次分析を開始する場合に比べて、約半分の時間で分析が可能です。
*10検体(20Assay)を測定する場合 PrepAheadなし 約40時間 PrepAheadあり 約20時間

試料前処理の効率化と自動化

各オプションとMAESTRO(コントロールソフトウェア)の組み合わせにより、試料前処理を簡単かつ効率的に自動化することができます。

  • 誘導体化および内部標準物質の添加
  • 希釈および抽出
  • 試料の加熱/攪拌
  • 遠心分離
  • バーコード情報の読み取りと処理
  • 溶媒留去/濃縮
  • キャッピング/デキャッピング

GERSTEL MPS robotic WorkStationは西川計測(株)が販売・サポートをしております。
詳細はこちらをご覧ください。

特長

1次元GC-MSと2次元GC-MSの切替が1台のGC-MSのメソッド変更のみで可能

1次元目GC、2次元目GCの両方においてGC-O、選択型検出器等とMSの同時検出が可能

2次元GC-MSにおいても1次元目のTICとにおい嗅ぎシグナルを記録

AromaOffice2D、CTS2と組み合わせることで1次元目RIと2次元目RIによるクロスサーチが可能

MS同時検出における保持時間の一致精度を格段に向上

ODP4におい嗅ぎシステムに加え、含硫黄化合物に高感度、且つ選択的なPFPDや、窒素・リン化合物に選択的なNPDなどと組合せる事で、マトリックス中に埋もれた微量香気成分の検出と同定に威力を発揮します。

特長

1次元2次元切替GC-O/MS:1次元目測定

分析例

SBSE-1次元2次元切替GC-O/MSによるビール中の香気成分の分析

1次元目GC-MS測定

ハートカット&バックフラッシュ

CTS2 - Cryo Trap System 2 -

GERSTEL CTS2は、CIS4システムのセカンドクライオトラップです。プレカラムに導入された成分は、CTS2で液体窒素により再度フォーカシングされます。トラッピングが完了すると、高精度の温度プログラムによりトラップから放出され、メインカラムに導入されます。加熱脱着された成分をスプリットレスモードでカラムに全量導入するとVVOC成分でピークがブロードになるものがあります。また、スプリットモードで導入するとピークがシャープになるものの感度が足りない場合があります。その場合CTS 2を使用することにより解決されます。CIS注入口とCTS 2での2回のクライオフォーカッシングにより全量導入でもVVOC成分はシャープなピークを得ることができます。

特長

  • Lowデッドボリュームの優れた5方スイッチングデバイス
  • メインカラムに導入する前にクライオフォーカスが可能(CTS1:クラオトラップオプション)
  • プレカラムにメガボアカラムの使用が可能(CTE1:クライオトラップエンリッチメントオプション)
  • EPC技術によるカラムスイッチングで0.01min単位の正確なスイッチングが可能
  • モニターFIDで常にプレカラムをモニター
  • MS(質量検出器)を始め、各種検出器に対応
  • プレカラムとメインカラムの流量を独立制御
  • スイッチングの条件はMAESTRO(コントロールソフトウェア)上から簡単設定
  • Agilent Technologies GCのEPC機能とGERSTEL スイッチングデバイスにより優れた再現性を実現

TD3.5+ 多機能加熱脱着導入システム

特長

350~1,000℃までの加熱が可能で、 MPS robotic / robotic smart seriesにより、40検体以上の熱分解GC-MS分析を自動化することが可能です。

加熱方式

フィラメントによる加熱

温度範囲

350~1,000℃
(30~350℃はTDU2本体で加熱)

昇温速度

0.02~100℃/s(0.01℃単位)またはパルスドモード

自動化

MPS robotic / robotic smart seriesによる自動化
最大120検体の試料をセット可能(標準仕様は1トレイ、40検体)

試料管

石英製 内径1.9mm、最大10μL(液体試料時)

分析例

3種類のニトリルゴムについて300℃の熱抽出の後に590℃で熱分解を行いました。試料A、Bは類似のクロマトグラムになっていますが、試料Cは異なるクロマトグラムになっており、製造方法、原料の異なるニトリルゴムであることが推定されます。

試料A

多彩な試料導入

MPS robotic / robotic smart seriesとTDU2の組み合わせにより熱分解以外にも様々な試料導入に対応可能なため、GC-MSの用途が広がります。

TDU2による液体、個体試料の直接導入、吸着管を用いた気体試料の分析

直接試料導入

TDU2 ライナーの中にマイクロバイアルを入れることで、液体・固体試料の直接導入が可能です。また、SBSE やSA-SBSE で濃縮した試料を有機溶媒で逆抽出した液体試料の大量注入も可能です

TwisterTM導入

SBSE やSA-SBSE(Solvent Assisted SBSE)で濃縮した試料の自動分析が可能です。

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特長

バルブレス流路を実現したオートサンプラ

チューブをリフトアップして加熱炉へ挿入するユニークなチューブ交換機構が、オートサンプラーから流路切り替えバルブを不要にしました。今までバルブや長い配管系内に残留し、分析の障害となっていたメモリーやコンタミネーションがほとんど起こりません。特にSVOC成分の分析に対して有効です。加熱脱着後、加熱炉の試料チューブを空チューブに交換する機能と加熱炉を冷却する機能も有しており、余熱の影響によるキャリーオーバーもありません。

考え抜かれた流路設計

加熱脱着させるTDS3からクライオフォーカスさせるCIS4まで、不活性処理済みprosteelキャピラリーでわずか約15cm。可能な限り短いトランスファーラインを実現しました。分析カラムは直接、CIS4に接続します。加熱脱着/カラム導入時の両方でスプリット/スプリットレスを選択できるため、広い濃度範囲の試料に対応できます。脱着時のガス流量を大きくできるため、短時間で加熱脱着できます。特に熱に不安定な化合物に対して有効です。

一体型を超えた優れたコンポーネント設

TDS3は冷却機能を有しているため、室温付近での加熱脱着分析や短い分析サイクルに対応しています。また、CIS4単独で液体試料のシリンジ注入ができます。分析カラム、トランスファーラインの交換も簡単でメンテナンス性にも優れています。

特長

高温対応

内径:92mm
内容積:250mL,500mL,1,000mLLの3種類
内面はSilcosteel®による不活性処理済

高温対応

最高使用温度:200℃

MPS roboticproによる自動化

付属部品

DHSlarge専用容器 250mL、500mL、1,000mL

解析ワークフロー

MassHunter Unknows Analysis / MPPに対応したワークフロー

香気成分の同定に”Aroma Office2D”を用いた学術論文の情報

学術論文のリスト

He ガス消費量の比較

*システム、分析条件に依存
状態 従来仕様 CGS仕様 削減率
待機 20 mL/min < 2 mL/min >90%
加熱脱着 50 mL/min < 3 mL/min * >94%
GC-MS分析 20 mL/min 6~7 mL/min * 65~70%
*システム、分析条件に依存
状態 待機
従来仕様 20 mL/min
CGS仕様 < 2 mL/min
削減率 90%
*システム、分析条件に依存
状態 加熱脱着
従来仕様 50 mL/min
CGS仕様 < 3 mL/min *
削減率 >94%

特長

液体窒素不要

CIS4(クライオフォーカス部)の温度を-40℃まで冷却可能なため、液体窒素を使用することなく対象成分やアプリケーションの範囲が広がります。

優れた操作性

温度などの条件設定はMAESTRO(コントロールソフトウェア)より行います。液体窒素交換の手間も省く事ができるので、操作性、メンテナンス性が向上します。

コスト削減、生産性向上

液体窒素に比べて、ランニングコストの大幅な低減と、より長期の連続測定が期待できます。2チャンネル対応のCCD2により、最大2システムまでの加熱脱着装置に接続可能です。

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